新薬誕生への道のりと薬剤師の現在・未来亀新薬誕生の長いドラマとは?
薬剤師とクスリを取り巻く世界を覗いてみると、そこにはヒトの生命と結びついた数々のドラマテ
ィックな現場が見えてきます。そんなドラマに参加してみたくなったら、アナタもきっと薬剤師の
トリコに…。というわけで、ここでちょっと、薬剤師にまつわるドラマの世界一新薬誕生と、医療現場の
最前線にご招待しちゃいましょう。

 

新薬誕生への長い長い鉄人レース
日本の大手製薬会社が研究開発にかける投資額は、平均すると売上高の9%近くに上るそうです。
金額にすると100億円以上、年月にすると10年以上はかけて開発された新薬が、毎年30〜40、市場
に送り出されているとか。さまざまな産業の中でも、医薬品業界は研究開発にかけるウエイトの高
い業界といえるでしょう。

 

これまでの歴史上でも、新しい医薬品の発見、開発がそれまで難病とされていた病気に決定的な
治療の道を開いた例はたくさんあります。それでもがんやエイズやさまざまな老人性疾患など、ま
だまだヒトが取り組まなければいけない疾病はなくなっていません。人類が直面するさまざまな疾
病に効果的な治療法をもたらす画期的な新薬の開発。このテーマは薬学の永遠の命題といえるのか
もしれません。

 

と、まあ、あたかも新薬開発あっての医薬品業界、といった感じすら漂ってしまうのですが、と
ころが新薬、新薬といっても、そうそうたやすく生み出せるほどカンタンなものじゃないことくら
いは、門外漢にも察しがつきます。
なにしろ新薬の開発というのは、一説には確率1万分の1ともいわれている世界。というのも、
アメリカではたったひとつの新薬を開発するために基礎段階で検討される化学物質が1万にも上る
といわれているからなのです。


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